背中や肩、ひじ、太ももの位置に特に気を配り、あわせてシートやミラー、ハンドルを正しく調整することで、レンジローバーを運転中も快適に過ごせます。
レンジローバーは、長距離ドライブに適した快適なSUVのシートで定評があります。高級感あふれる内装と最新のシート技術で、通勤から長距離の旅まで、すべての旅が快適に楽しめます。すべてのレンジローバーのシートは、最高のサポートと快適性を実現するようにデザインされています。多方向に調整でき、ヒーター&ベンチレーションシートやマッサージ機能を備えたシートは快適でリラックスできます。
JLRのチーフメディカルオフィサーであるスティーブ・アイリー博士が、理想的なシートポジションを見つける方法をご紹介します。
まず、ポケットを空にします。ポケットの中にたくさんのものがあるとシートポジションに影響があります。財布、携帯電話、自宅の鍵などを脇に置けば、快適で運転に集中できます。次に、正しい角度で座ります。シートバックに可能な限りぴったりとお尻を押し付けてください。浅く腰かけているのではなく、深くしっかり座った姿勢になるはずです。
まずシートの高さ、それからハンドルまでの距離、さらに座席の傾きという順番で考えていきましょう。ほんの数分でできます。
アイリー博士はこのように述べています。「楽な姿勢でずっと座っていられると考えるかもしれません。しかしそれは不可能です」。
他のドライバーと交代で運転する場合、シートメモリー機能が非常に役に立ちます。このシステムでは最大3人分のシート位置を登録することができます。他の人が車を運転した場合でも、ボタンひとつで自分の設定をすぐに呼び戻すことができます。
調整可能な項目は、前後の位置、シートの高さ、背もたれのリクライニングや角度、座面の傾きと長さ、ランバーサポート、そしてサイドボルスターの調整です。
シートやステアリングコラム、ミラーの位置調整を行う場合は、必ず車が停止した状態で行ってください。運転中は絶対に調整しないでください。
お客様のレンジローバーにランバーサポート調整機能がある場合は、お尻から肩にかけて均一に圧力を感じられるように設定してください。ランバーサポートが背中のカーブに自然にフィットして、快適にドライブすることができます。電動ランバーサポート調整付きの車では、前後や上下のコントロールを使って、一番快適でサポート性の高い位置に調整できます。マニュアル式ランバーサポートの場合は、シートの横にあるつまみを回して、自分に合った位置に調整します。
バックミラーとドアミラーを正しく調整することによって、首への負担を減らします。サイドミラーは水平方向と垂直方向に調整できます。首を大きく曲げなくても後ろの車が見えるようになっていれば正しい位置になっているといえます。
正しいドライビングポジションをしていても、長時間のドライブでは休憩が必要です。2時間ごとに少なくとも15分は休憩するよう勧められています。ほんの少し車を停めるだけでは意味がありません。
休憩の時には車を降りて少し歩くことで、身体が楽になります。数分間ハンドルから離れるだけで、大きな効果があります。集中力も高まり、より安全で快適な旅を楽しむことができます。
運転のために正しい姿勢を取ることは、健康、快適さ、安全のために重要です。そのため、レンジローバーのエルゴノミストは、デザインの初期段階から最善の運転姿勢にこだわり、注意深くペダル、ステアリングホイール、シートの正確な位置決めを行っています。
1対応するスマートフォンのみ。サードパーティが提供するプラットフォームの国ごとの取り扱いの有無や、携帯電話の電波状況に左右されます。